概要
まずこの使い方をしなければ必要無い作業です。
標題の条件でlinuxserver/mariadb:latestを使用したい時、なぜかコンテナ内の時刻が日本時刻で1970年1月1日になってしまって時刻が進まない事がありました。
どうもこれはSeccompというモジュールのバグらしくこれを修正しない限り使えないという事がわかりました。ソースhttps://github.com/moby/moby/issues/40734
このモジュールは公開はされているものの通常使用では必要無いためUpdateされません。
なので手動で設定をしなくてはなりません。
手順
二通りあるようです。手順のソースはここです。https://docs.linuxserver.io/faq#libseccomp
私は1番目を選択しました。特にこれと言って不具合は出ていませんが2番目の方がアンインストールできる分安全だと思います。
ソースの記事の1番目ではURLが古いようなのでここでUpdateして記載しておきます。
wget http://ftp.us.debian.org/debian/pool/main/libs/libseccomp/libseccomp2_2.5.1-1_armhf.deb sudo dpkg -i libseccomp2_2.5.1-1_armhf.deb
これで私の環境では正常動作するようになりました。
2番目の方法は変更部分はありませんが一応記載しておきます。
sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 04EE7237B7D453EC 648ACFD622F3D138 echo "deb http://deb.debian.org/debian buster-backports main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/buster-backports.list sudo apt update sudo apt install -t buster-backports libseccomp2
結論
これでmariaDBを利用したアプリが利用出来るようになりました。
ここまで来るのに2日かかってしまいました。まだまだですね。
参考
https://docs.linuxserver.io/faq#libseccomp
https://github.com/moby/moby/issues/40734
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