この記事について
実はこの記事を書こうと思ったきっかけは、以前Taskerだけで出来ていたWiFi自動ON/OFFの記録を載せようとしたらAndroid14になって使えなくなったというボツネタをなんとかしたいなぁと思って色々とやっていてやっと形になったので掲載しようと思い立ったのです。
WiFi自動ON/OFFとはなんぞやと思われる人も多いかと思いますが、自宅はWiFiがあってスマホの切り替えをするのがかなり面倒だなぁと思っていたのですが、Taskerというアプリは自動でその機能を作り出せる物なのです。
自分の運用としてはメインスマホとサブスマホを持ち歩いていてメインは電話、メール、読書時々ゲームを主体とした使い方。またお小遣い用QR決済も入っています。その電波はサブスマホのテザリングで賄っています。サブは家族で利用しているQR決済絡みなど入っているものが別に分けていてどうしても2台持ちをしています。
そのサブのWiFiを常にONにしたいのはやまやまなのですが、使おうとするとMVOのWiFiを拾ってそれをテザリングしようとしてくれます。いわゆるPixel7のAdhoc機能で普段はSIM。MVOの電波があるとそちらに自動的に切り替えてくれる便利な機能なのです。Adhoc機能は今の所Pixelしかありません。
ただこの運用ですとちょっとかすった程度のMVOWiFiを拾っては繋いでを繰り返すので通信が途切れ途切れになったりすることがしょっちゅうありました。
WiFiはOffの運用がしたい
以上の使い方からしてWiFiはOffにしてSIM通信のみで行きたいと思っているのですが、それは外向け。自宅ではWiFi運用をしたいという、まあ一種うれしい悩みの種という話です。
ですが今までは家に帰ったらいちいちWiFiのOn。出かけるときはWiFiをOffにするという手作業が発生していました。これをどうにかしたいというのが今回のお話です。
自動でWiFiのOn/Offをしたい
世の中にはそういった機能を持ったスマホも存在します。
「そのエリアに入ったら何々をする」といったカスタムができるスマホですね。AQUOSsence5Gなんかがそうです。これを別アプリでやろうというのが今回の目的です。
そのアプリが先ほど紹介した「Tasker」というアプリです。
このアプリは様々な条件、行動をカスタマイズして使う事ができます。
今まではTasker一個でなんでもできたのですがAndroid14になって制限が発生してしまいました。
WiFiテザリングのOn/Offができなくなったのです。
これを人間がやっているようにしてくれるのがヘルパーアプリ「AutoInput」となります。
今回はこの2つを使ってWiFiのOn/Off、テザリングのOn/Offを実現します。
長くなりましたが以下にその使い方を記載します。
TaskerとAutoInputを導入
それぞれ検索すれば上位に出てくると思います。まずは導入しましょう。
それぞれ初回に色々権限を聞かれますので指示に従って設定していきます。ちなみにほとんど英語ですが大体わかると思います。
AutoInputを導入すると何か他を入れさせようとしますが、アプリはこれ以外インストールしなくても良いです。
Taskerの「タスク」を作成する
まずは私が作ったスクリプトをダウンロードしてください。
拡張子の関係上.txtになっていますが実体は.xmlです。ファイル名をbackup.xmlに直してスマホに転送しておいて下さい。
このスクリプトは何も設定されていないTasker用となっているので他の設定をされている方は別途バックアップしておいて下さい。
タスクタブから右上三点メニューから「データ」→「復元する」→「手動ローカルバックアップ」から目的のbackup.xmlを読み込んでください。
成功するとテザリングonとテザリングoffの二つが現れたと思います。これを使っていきます。ちなみにこのファイルはpixel7+Android14で作成されているので13や他機種の場合修正が必要になるかもしれません。ご注意を。
やってることは
待機2秒→ステータスバーを開く→待機2秒→AutoInputでアクセスポイントを条件付きでタップ→AutoInputでインターネットをタップ→AutoInputで条件付きでテザリングをON/OFF→AutoInputで完了をタップ→ステータスバーを閉じる。
をそれぞれOnOff用に作ってあります。
それぞれを実行してみて思った通りの動きが出来ているか確認して下さい。
それをもとにプロファイルを作成します。例えば特定のWiFiが発見されたらテザリングOff。その反転条件にテザリングOnに設定したりします。
プロファイルは様々な条件をつけられますので例えばFelicaにタッチしてOnOffしたりや、電源に接続したらOnOffなど用途に応じて切替に使って下さい。
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