前回インストール編を行いました。
またsambaを入れてデータを母艦で読み取る事にも成功しました。
今回はEPGStationを動かすために必要な設定を行っていきます。
構成はこんな感じで書いています。
なぜサーバー1とサーバー2に分けているかというと、前回作ったサーバーを活かしたいので分離しています。
まず各アプリケーションをアップデートしておきましょう。
$ sudo apt update $ sudo apt -y upgrade
ビルドに必要な各種アプリケーションを導入します。
$ sudo apt -y install build-essential git curl mercurial mariadb-common mariadb-client mariadb-server autoconf cmake git-core libssl-dev libtool libboost-all-dev pkg-config yasm pcscd pcsc-tools libpcsclite-dev
mariadbをセッティングします。
$ vi /etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf
で書き換える内容としてはcharacter-set-server=utf8を変更します。
[mysqld] :111,112行目 character-set-server=utf8 #collation-server = utf8mb4_general_ci
その後
$ sudo systemctl enable mariadb $ sudo systemctl start mariadb $ sudo mysql_secure_installation
mysql_secure_installationの受け答えはなるべく「消せるものは消す」ということを概念に入れておいてください。
mariadbに入りDBとユーザを作っておきます。
# sudo mysql -u root -p > create database epgstation; > grant all on epgstation.* to epgstation@localhost identified by 'パスワードを入力'; > exit
EPGStation用ユーザーを作成します。
$ sudo adduser epgstation $ sudo gpasswd -a epgstation sudo $ su - epgstation
サーバー1ですでにB25は解除されていますが、いずれ1台にしたい時がくるかもしれません。なのでB25デコーダーを設置します。
$ git clone https://github.com/stz2012/libarib25.git $ cd libarib25 $ cmake . $ make $ sudo make install $ cd
Nodejsを導入します。導入バージョンは10系を入れます。
$ curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_10.x | sudo -E bash - $ sudo apt install -y nodejs $ sudo npm install pm2 -g $ sudo pm2 startup
NodejsからB25を操作するモジュールを導入します。
$ sudo npm install arib-b25-stream-test -g --unsafe
EPGStationを導入します。
$ cd EPGStation $ sudo npm install $ sudo npm run build $ cp config/config.sample.json config/config.json $ cp config/operatorLogConfig.sample.json config/operatorLogConfig.json $ cp config/serviceLogConfig.sample.json config/serviceLogConfig.json $ vi config/config.json
これを書式に従って追加します。”mirakurunPath”は別ホストで動作してる場合”mirakurunPath”: “http://xxxx:yyyy”,とします。
recordedとuserとpasswordは適宜置き換える事
"mirakurunPath": "http+unix://%2Fvar%2Frun%2Fmirakurun.sock/", "streamFilePath": "/tmp", "recorded": "録画ファイルを保存する場所に変える", "mysql": { "host": "localhost", "port": 3306, "user": "mariadbでユーザー追加した際に設定したユーザー名", "password": "mariadbでユーザー追加した際に設定したパスワード", "database": "epgstation", "connectTimeout": 20000, "connectionLimit": 10 },
この後pmから起動できるように設定します。
$ pm2 start /home/epgstation/EPGStation/dist/server/index.js --name epgstation $ pm2 save
これでepgstationは起動する。はず。多分。だいぶ端折っている気もするけど。
母艦からブラウザでhttp://サーバー2:8888で開けば成功しているはずです。
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