前回サーバのマザーボードを変更しました。
この時思ったのはこれまで色々と設定してきた環境をバックアップしておかなければならないと強く思いました。
できればHDD交換で済ませたいと考えたのでcloneを作っておこうと思います。
でもやったことない事ばかりなんですよねぇ。特にアプリケーションのインストールとかとは全く違う事なのでドキドキします。
今使っているのはST2000DM01というシーゲートのHDD。これ調べてみると結構不具合があるそうです。
そこでこのHDDは取っておいてウェスタンデジタルのWD20EFRXというNASなどに使われる高耐久のHDDに乗り換えてみました。
容量は一緒なのでubuntu liveからgddrescueを使った方法をとりました。
調べたところLVMに対応してるcloneソフトは高価だったのです><
基本ddと一緒なので時間はかかりますが全く同じHDDが出来上がりました。
やり方は他サイトを調べればわかりやすい所が一杯ヒットすると思いますが概要だけ記載します。
まずはubuntuインストールDVDを作成します。
https://www.ubuntulinux.jp/download
から
日本語 Remix イメージをダウンロードします。
それをDVDに書き込んでDVDで起動できるようにしておきます。
またはそのisoをUSBに書き込みUSB起動できるようにします。
USBに書き込みを行ったツールは今回はrufusを利用しました。
そのUSBかDVDで一度起動できるか確認をしてみます。
BIOS等からUSBかDVDを指定して起動させてください。マザーボードにより起動方法が違います。今回のB85M-EはBIOS設定画面から指定して起動するものでした。
起動すると「ubuntuを試す」があると思います。それを選択してubuntuが起動できるか確認します。
起動されて一通りの操作が可能なことを確認したら電源を落とします。
コピーしたいHDDと新しいHDDを接続します。可能ならSATAのPORT番号の若い番号に元HDD、次のPORTに新しいHDDを接続します。
そしてubuntuを起動し各HDDが見えていることを確認します。
fdisk -l
私の場合/dev/sdaが元HDD、/dev/sdbが新HDDでした。
この確認を確実にしておきます。ddですので方向を間違えるとHDDが壊れます。
ディスク識別子なども控えておきましょう。
ubuntuにddrescueをインストールします。
端末を開いて
sudo apt-get install gddrescue
これでddrescueが利用できます。ddと違うのはHDDにセクタ不良があった場合にその部分を飛ばしてコピーしてくれる物です。
使い方は詳しい方のサイトを利用してください。今回ばかりはあまりにも危険な作業なので責任をとれません。ご自分で確認して自己責任で作業してください。
私の環境i5-4460 + B85M-Eでおおよそ5時間かかりました。基本ddですからねえ。
fdisk -l
で状況を確認します。
あららディスク識別子まで一緒になってしまいました。
これでは同じHDDが接続された時、MBRが誤動作します。識別子を書き換えもできますが私はバックアップ目的なのでこのまま古いHDDは取り外して封印させておく事にしました。
ubuntuをshutdownしてHDDを取り外し、新HDDで起動を確認します。
無事起動を確認しました。これで何かあったら古いHDDから元に戻すことができます。
結局PT2書けなかった。次回にします。
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