結論
一部設定を一旦パスワード入力方法追加へ変更する必要性がありました。またパスワードを復活させた後少し時間をかけないと反映されないみたいです。
経過
マシンの不調で再インストールをするはめになったパソコンにデータを移そうと共有化をかけて他のマシンからログインしようとしましたがパスワードは合っているのにどうしても繋がらない事が発生しました。
最初はファイアウォールの設定かと疑いました。同じプライベートエリアにいるのでPingなどの疎通も確認取れましたがどうやっても「IDかパスワードが違います」と蹴られるばかりです。
ゆっくり思い出してみると再インストールした端末で一度もMicrosoftAccountでパスワード入力をした事がありません。自動的にAuthencatorで認証していたからです。それじゃパスワードの記憶すら無いのは当然かと。そもそもMicrosoftアカウントでパスワードレス設定をしていたのですからパスワードすら存在が無かったのでしょう。
対策1
パスワードをどうにか入力できないかを考えてみる必要があると思いました。
そこで今あるPINを削除したいと考えました。これが見事に失敗。PINの変更はできるものの削除はどうやってもできませんでした。
対策2
ログイン時にパスワードを入力できれば問題ありません。そこで[設定]→[アカウント]→[サインインオプション]の下にある[MicrosoftアカウントにWindowsHelloサインインを要求する]のチェックをOFFにしました。これでかわるかサインアウトしてみましたが状況変わらずでした。そうMicrosoftアカウントの設定にパスワードでログインできるオプションを追加していないのが原因でした。
対策3
Microsoftアカウントサイトで高度なセキュリティオプションを選択し、追加のセキュリティで多分設定されているであろうパスワードレスアカウントがオンになっていると思います。その下の無効にするを押して一時的にパスワードが利用できるようにします。この時パスワードレスにしたせいもあるのでパスワードを新規入力が求められます。パスワードは極力長くまた単語になりそうなスペルを入れずに設定してあげて下さい。万が一パスワードアタックをかけられたらログインされてしまいます。このパスワードはファイル共有のパスワードにもなりますから必ず入力できる物が好ましいです。
あとはサインアウトすれば大丈夫かと思いましたがオチがありました。
どうも反映には時間がかかるようで私の場合5分ほど状況が変わりませんでした。
対策4
反映はいつされるか分からなかったのと設定で再起動する部分がありましたので再起動してみました。するとサインインオプションという項目がPINの下に出てきて選択できる項目が3つ程出てきました。そこでパスワード入力を選択し、ログインします。
こうすることでパスワードが保存されたようです。試しに他マシンから共有フォルダを覗こうとするとパスワード入力欄が出ますが先ほどログインした情報を入力すれば共有フォルダが見えるようになりました。
対策後処理
一度ログインできてしまえばあとはパスワードは必要ないようです。先ほどの順を追ってパスワードレス化し、設定も元に戻しました。これでもちゃんと共有フォルダにログインできます。
最後に
フォルダ共有のパスワードレス化を早々に実装してほしいと思います。端末にログイン情報を残すばかりか漏洩の元にもなりかねません。というよりいちいちこの設定方法をしなきゃ共有かけられないのは面倒でなりません。以上傾向と対策でした。
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