TicWatchEは非常に良く出来ています。内蔵のアプリは勿論の事、PlayStoreに行けば沢山のアプリに出会えます。私も色々と入れて遊んでいます。
ところでこの時計のいわゆるウォッチフェースですが、質実剛健というか時計としての機能は十分なのです。十分なのですが。。。
わが子の写真をウォッチフェースにしたい!という願望が強くなりましたw
スマホのアプリは散々作ってきましたがwearosでのアプリ作成は初めてです。ですがそれも触って見てびっくり。簡単にアプリを作成する事に成功しました。
ここにその手順を書いておこうかと思います。
まずandroid studio3.6を落としてきてインストールします。途中いくつか聞かれますがデフォルトで大丈夫!まずは環境が整いました。
起動するとこんな画面が出ます。その中の「Start a new Android Studio Project」を選択してあげます。
次にこの画面が出てきます。この画面をよく見てください。上部にwear osとありますね。これを選びます。
そうすると4つの選択肢が現れます。今回はウォッチフェースを作りたいので「Watch Face」を選び、Nextを選択。
NameやSave locationなどを決めてください。あとLanguageは好みで選択してください。私は慣れたJavaにしてあります。またMinimumSDKは自分の時計に合わせて下さい。TicWatchEは8.0なのでAPI26を選択してあります。良ければFinish!
最初はGradleとやらがダウンロード等をして時間かかります。HDD環境下でおよそ5分かかります。用意が整うと左下には
「* daemon started successfully・・・」となり実行可能の状態になります。
ですが実行するのはもう少し待ってください。watchfaceはアクティビティがないので実行時エラーになってしまいます。
まず赤丸で囲ったボタンを押します。するとドロップダウンでEditConfigurationがでますのでそれを選択します。
画面中央にあるLaunch OptionsのLaunchをDefaultActivityからNothingに切り替えOKを押します。
そしてTicWatchEをUSBで接続するとTicWatchE側に「デバッグを許可しますか」と聞かれていますので確定を押してやります。
しばらく待つと赤丸で囲ってある部分が時計の名前になるはずです。
そのあと赤丸の右側にある実行ボタンを押せば時計側にウォッチフェースがインストールされます。ちなみにこんなやつです。
そしてこの壁紙はソースの中にあるファイルをいじります。先ほどSaveLocationにあった処からたどります。app\src\main\res\drawable-nodpiにbg.pngとpreview_analog.pngがありますね。これが取り換えるべきファイルになります。基本はbg.pngだけ交換すれば動きます。
ちなみにファイルはpng形式で320×320サイズになっていますので差し替えるファイルも同じ形式、同じサイズに加工します。私のはこれ。
差し替えてから実行してみてください。犬から猫に大変身した時計の出来上がりです。ぜひ一度お試しを!
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