今回はTicWatchEのWatchFaceをもう一度作った際に、参考になるかなと思った事を書きたいと思います。
この世の中、Google先生に問いかければ、いくらでもアナログ時計の絵柄を取得する事はできます。著作権がありますが。。。
そこで自作の時計盤を書いてみてみようと思い立ったのですが、そのものズバリが見当たらなかったので記事にしたいと思います。
まず初めに、使うソフトはInkscapeを選びました。拡大縮小をするときにベクター形式で保存しておきたかったからです。Adobe illustratorでも出来ると思います。
では開始します。
投稿用に画面を小さくしてありますが、皆さんは大きな画面でやった方がいいですね。
まずはサイズ設定を行います。
ファイルードキュメントのプロパティを開きます。
赤丸で示した所を変えて行きます。私の場合サイズは320x320pxでやりました。あとBackgroundの色を変えて置くと見やすいです。設定は即時反映されます。適時ウィンドウを閉じて下さい。
矩形ツールを選択します。矩形の角を補助線として使う為です。
まずは思い切って用紙の最大の大きさの矩形を書きます。0点と最大点を取りやすくするためです。
選択ツールを選び矩形を選択すると、赤丸で囲った所を数値で変更する事でサイズを変更する事が出来ます。これを駆使して最大の矩形を作ります。
オブジェクトーオブジェクトをガイドにを選択します。すると矩形の角に沿ってガイドが作れます。
このガイドに沿って図形を正確に描くようにするのです。この作業を繰り返して中心線、時計枠、時刻ガイド枠などを描けるようにします。出来上がったのがこちら
時刻ガイド線は中央下の一か所だけ作れば後は複写で対応します。
時計枠を書いて行きます。円ツールを選び左下から右上までドラッグすると円が書けます。スタートとエンドはスナップが効いているはずなので真円が書けるはずです。
続いて中抜きをします。
枠が完成しました。続いて時刻線を作成します。長さは15pxにしています。
矩形ツールで
時刻線を作ります。
作った矩形を選択ツールで選択を二回行うと上のように矢印が変わります。その中心に十字のマークが出てきたと思います。この十字マークを円の中心まで持って行きます。これをすることで後に十字を中心に複写できるようにするためです。
十字はスナップが効かないので手動で中心に持って行きます。これが中心になりますから誤差があるとうまく配置してくれません。
拡大縮小を駆使して十字を中心に置きましょう。
複写をします。編集ークローンータイルクローンを作成を選択します。
右のプロパティ欄をご覧ください。シフトタブを選択し、行ごとの「タイルを考慮しない」のチェックを入れます。その後回転タブを選択します。
ここでは行ごとの角度を30度毎にさせ行列を12×1作成させる設定をします。この後作成を実行すると
中央を十字に設定した事で12個一気に作ってくれます。角度もちゃんとついてます。これで完成です。
だいぶ端折りましたが雰囲気だけでも伝わったでしょうか。
以上
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