Stable Diffusionのデータを追加する方法

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AUTOMATIC1111のモデルデータ

前回は導入方法を紹介しました。

今回はその際に使用した画像生成に使用するモデルデータ「Stable Diffusion checkpoint」(以下モデルデータ)と呼ばれる物を変更する方法を紹介したいと思います。

正直言ってモデルデータを切り替えるだけで色々な画像を出力させる事が可能なので、ここはどれだけの時間を使うのかによってさらに好みの画像を作り上げることが可能になります。

ではどのモデルが良いのかと言われると・・・。本当に好みによります。2次元モデルがいいのか、より実写に寄せるのかなどそれぞれによって変わります。

今回はそんなチェックポイントデータを入れる方法を説明したいと思います。

私が使ったモデルを導入する

前回導入時に使ったモデル「anything-v4.5」を過程に沿って導入したいと思います。

このモデルは2次元系でStableDiffusion(以下SD)のバージョン1.5系統に対応します。後ほどこの系統の件は出てきますので覚えておいて下さい。

まずモデルデータを探す所から始めるのですが大体諸先輩方がUpしてくれているのでそのアドレスへ飛びます。今回はあくまで探したという事で。

大体はhuggingfaceとcivitaiというサイトがヒットすると思います。civitaiは会員サイトでどちらかというとH系が多いサイトです。(私は入ったことないですが・・・)

こんなサイトが表示されると思います。このうちモデルデータがあるのは「Files and versions」のタブにある「anything-v4.5-pruned.safetensors」というモデルデータをダウンロードします。

色々な拡張子、データの名前が列挙されていますが基本選ぶのは.safetensorsを選んで下さい。

ckpt形式はウィルスが入り込む可能性があるファイル形式です。できるだけ考えから外して下さい。

またfpが選べる場合fp16を選びましょう。fpはデータの質を示す物で32もありますが正直生成データに違いが出るほど変わりはないのにデータ容量は大きいです。データは読み込む際に時間もかかりますし必要ないものかと思われます。(よほどクオリティを探求される方は頑張ってダウンロードしてみて試してみて下さい)

ほかにもいろいろとありますが上記を踏まえれば他のモデルをダウンロードするときでも大体予想がつくと思います。

VAEのダウンロード

今回1回のみダウンロードするべき物と考えて下さい。基本VAEは1個あれば対応可能です。

VAEとは背景や細部のディテールを良くするためのデータセットです。基本anythingにもそれ相応のVAEが存在しますがあまり変わりがないのでオールマイティなVAEを用意します。

VAEには先ほど説明した系統があってその系統にあっていないと全く効果を反映しません。

anythingは1.5系なので以下のモデルを選択しました。

ここからvae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensorsをダウンロードします。

このVAEは2次元でも行けますし、3次元でも行ける物です。私はこれだけで十分かなと思っています。

データの置き場所

今回導入したフォルダがあると思います。そのフォルダの中に

.AUTOMATIC1111_webui\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion

というフォルダが存在します。ここにanything-v4.5-pruned.safetensorsを入れて下さい。

またVAEは

.AUTOMATIC1111_webui\stable-diffusion-webui\models\VAE

に「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors」を「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.vae.pt」と名前を変えて保存します。

設定変更

ここまで揃ったらAUTOMATIC1111を起動します。

その後まずはモデルデータを変更します。左上

の部分の右にある更新ボタンを押します。

更新後に先ほど入れた「anything-v4.5-pruned.safetensors(・・・)」というものが選べるようになりますのでそれを選択します。ロードに時間がかかります。30秒ほど待って下さい。

その後VAEを選択します。

Settingsを選び左側StableDiffusionを選びSD VAEの場所の更新マークを押すと先ほど入れたVAEが選択できます。選んで上のApplySettingsを押して確定します。これも30秒ほど時間がかかります。

これで設定完了です。

いざ生成へ!

prompt

best quality, masterpiece, 1girl,Sakura water surface, high-angle

negative

worst quality, low quality, 

seedを1に固定をして何回かしてみた結果です。

まとめ

今回は一つのモデルデータをインストールしてみました。

実は世の中にはまとめサイトが存在し、そのサイトではどのモデルがどんなデータを出すかを見せてくれる所もあったり、5chでは「このモデルデータを元にこんなのを作ってみました」など活発なデータ作成もされています。

自分の好みを見つけてみてはいかがでしょうか。

ただ傾向としてダークな世界へ旅立つ人たちが多い気がします。

皆さんくれぐれもそちらへ行きませんように。

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